ショパール新作 ルーセントスティール™製「L.U.C カリテ フルリエ」~ 認証を得たクラフツマンシップ、精度、そして耐久性

 From : Chopard (ショパール )

 


ルーセントスティール™製「L.U.C カリテ フルリエ」~認証を得たクラフツマンシップ、精度、そして耐久性

直径39mm、厚さわずか8.92mmのサイズを踏襲するタイムピース「L.U.C カリテ フルリエ」は、今日、進化を遂げたプロポーションを纏うリューズとラグに、エレガントで機能的なシルバートーンのモノクロクローム・セクターダイヤルを備えた新作モデルを通して、新たな解釈が施された歴史的デザインを披露します。「L.U.C カリテ フルリエ」シリーズでは初となる、80%以上のリサイクル素材で生成されたショパール独自の合金「ルーセントスティール™」が採用されています。ショパール マニュファクチュールが培ってきた専門性と革新技術の粋を証明するムーブメント「L.U.C 96.09-L」は、クロノメーター認定を得た精度を誇り、ショパールツインテクノロジーを搭載しています。「カリテ フルリエ」の卓越性を証明するラベルを取得したこのコレクター垂涎のクロノメーターは、デザインのみならず、認定を得たクラフツマンシップと精度の限界をも押し広げます。




歴史的なデザインにおける新たな解釈
「L.U.C カリテ フルリエ」コレクションの最新作は、何よりもまず、そのエレガントな魅力に惹きつけられます。2005年に発表された初代「L.U.C カリテ フルリエ」に着想を得た丸みを帯びたラインは、そのシルエットが紛れもないエレガンスと快適な着け心地を叶えます。時計製造における傑作とも言えるこのウォッチは、随所に気品が宿り、直径39mm、厚さ8.92mmのルーセントスティール™製ケースの輪郭に沿うように、溶接によるラグが細長いフォルムを描いています。

今回初めて、カリテ フルリエ(Fleurier Quality Foundation)の基準に則って認定を得たタイムピースが、80%以上のリサイクル率で生成され、独自の特性を備えた唯一無二のメタルで製造されました。2023年、この特殊合金は、メゾンの全スティール製タイムピースに採用されました。



ルーセントスティール™の上質な輝きは、シルバートーンのセクターダイヤルと美しく調和します。このタイプの文字盤は、放射状のラインで区切られたふたつの同心円によって、時と分の表示が一目で区別できる「セクター」が特徴的で、2005年に発表された「L.U.C カリテ フルリエ」のオリジナルモデルを想起させます。各セクターは、モノクローム文字盤の表面加工によってコントラストを作り出すことで区分けされています。中央のセクターにはサンバーストサテン仕上げが施されているのに対し、チャプターリングはサーキュラーサテン仕上げ、そしてスモールセコンドカウンターには繊細なスネイル仕上げが用いられています。蛍光塗料を塗布したインデックスが際立つ時分表示は控えめかつ機能的で、「L.U.C カリテ フルリエ」のクラシカルなアイデンティティを象徴するシリンダー型の針が存在感を放ちます。

軽快なエレガンスを体現するこのL.U.Cクロノメーターは、ベージュのブライドルステッチが入ったブラウンカーフスキンのストラップが添えられ、カジュアルなヴィンテージの雰囲気を漂わせます。


グローバル認証
このモデルの緻密な美は、ムーブメント「L.U.C 96.09-L」が達成した技術的偉業と密接に結びついています。ショパール マニュファクチュール初のキャリバーを進化させたこの厚さわずか3.30mmの超薄型機構は、ショパールツインテクノロジー(積載式二重香箱)を搭載しています。22Kゴールド製の両方向回転のマイクロローターによって巻き上げられるこのメカニズムが、65時間という充実したパワーリザーブを実現します。

メゾンの職人による精巧な加工とコート・ド・ジュネーブ装飾が施されたこの自動巻きムーブメントの精度は、15日間におよぶスイス公式クロノメーター検定局(COSC)の認定を受けており、これはカリテ フルリエ認定の5つの厳しい基準のひとつに数えられます。



独自の美的評価に加え、カリテ フルリエによる一連のテストは、品質、耐衝撃性、スイス製ウォッチの精度に対して実施されます。クロノメーター認定を得たムーブメントの精度のみならず、ウォッチ全体の信頼性がクロノフィアブル試験によって検証されます。この試験では3週間にわたって、高温、低温、湿気に対するエイジング・サイクル試験、巻芯のプッシュプル動作試験、耐磁性試験、繰り返しの衝撃に対する試験が実施されます。完全にケースアップされた時計に対して行われる第二段階の精度試験は、フルリテストシミュレーターによって行われます。これは、「FQFオート・オルロジュリー品質認定」を取得するため、特別に開発されたマシンで、手首に24時間着用した状態を忠実に再現し、静止状態と動的状態、さらに活発な動き、つまりスポーツなど極めてアクティブな状態が交互に再現されます。カリテ フルリエ認定を得るためには、組み立てられた各タイムピースの歩度の偏差が、1日あたり0~5秒以内でなければなりません。


L.U.C:エレガンスと高級時計のタイムレスな融合
1996年以来、ショパール マニュファクチュールは、カール‐フリードリッヒ・ショイフレのインスピレーション溢れるビジョンを反映した時計製造を続けており、メゾンの創業者ルイ‐ユリス・ショパール(1860年)の時代から何世代にもわたって受け継がれてきた、まさに心を動かすアルチザンである時計師の伝統を守りながら、イノベーションの探求に取り組んでいます。



ムーブメントの開発から、完成品のデザイン、ケースのプレス加工や機械加工、キャリバー部品、伝統的な手作業による仕上げ、表面処理、ポリッシング、組み立て、調整、品質管理に至るまで、「L.U.C」コレクションの全製造工程が、スイスのジュネーブとフルリエにあるショパールの自社内で行われています。

才能豊かな熟練職人の技が駆使されたタイムピースは、そのシンプルで端正なデザインが最高の洗練美を表現し、現代を生きる紳士たちの感性のリズムに合わせて時を刻みます。


【仕様】
L.U.C カリテ フルリエ
Ref. 168631-3001
ルーセントスティール™製

[ケース]
ルーセントスティール™
外径 39.00 mm
厚さ 8.92 mm
防水性 30m
・L.U.Cロゴが刻まれたルーセントスティール™製リューズ 6.00 mm
・ミドルケースと裏蓋にポリッシュ仕上げ
・ミドルケースのサイドにサテン仕上げ
・反射防止加工のサファイアクリスタル
・シースルーバック、反射防止加工のサファイアクリスタル

[ムーブメント]
機械式自動巻き L.U.C 96.09-L
部品数:172
外径:27.40 mm
厚さ:3.30 mm
石数:29
振動数:毎時28,800回(4 Hz)
パワーリザーブ:65 時間
・マイクロローターによる巻き上げ
・二重香箱 – ショパールツインテクノロジー(積載式二重香箱)
・フラットなターミナルカーブ
・クロノメーター認定(COSC)
・カリテ フルリエ認定(QF)

[文字盤と針]
シルバートーンのブラス製文字盤
・中央にサンバーストサテン仕上げ、チャプターリングにサーキュラーサテン仕上げ
・スネイル仕上げのスモールセコンドカウンター
・蛍光塗料を施したロジウム仕上げのアプライドインデックス
・スーパールミノバ® を塗布したロジウム仕上げの時針、分針、スモールセコンド
・アンスラサイトの転写

[機能と表示]
中央に時、分表示
6時位置にスモールセコンド

[ストラップとバックル]
ベージュのブライドルステッチを施したブラウンカーフスキンストラップ
ルーセントスティール™製ピンバックル



ショパール WEBサイト: https://www.chopard.jp/ 
オフィシャルInstagram:https://instagram.com/chopard/   
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W&Wで実機を拝見。



「厳しすぎる」ことで有名なカルテ・フルリエ認証とクロノメーター(COSC)認証を通した認証機。
以前のものと違い、文字盤にはカルテ・フルリエという文字を入れないという決定がなされ、控えめなクロノメーター(CHRONOMETER)表記のみ。



ムーブメント側からはマイクロローターがホワイトゴールドでよりモノトーンな印象になっていること、カルテ・フルリエの控えめなレターでこの時計が特別であることが分かります。



高精度ムーブメントをあえてシンプルな文字盤のケースに入れる美意識、と理解しました。