ジャケ・ドローの新作群

 By : Ay&Ty Style
こんにちは、Ay&Ty です。

アイコニックな8の字をモチーフにした美しい時計を展開するジャケ・ドロー。かつては43mmと大きめのケースサイズが中心でしたが、近年は39mmケースを使ったモデルも増え、我々日本人にとってはハードルが下がってきたように思います。
創業280周年にあたる今年の新作を見せていただきました!


まずはいかにも目を惹きそうなこちらから。
グラン・セコンド・スケルトン。Baselworldでも注目を集めてました。 




スケルトンの時計は最近凄く人気がありますね。
リシャール・ミル、ロジェ・デュブイのようなスケルトンを主力にするブランドだけでなく、オーデマピゲ、ブルガリ、ゼニスなど多くのブランドがスケルトンモデルを投入し、成功させています。今年はカルティエからサントスのスケルトンが発表され、人気になっているみたい。

ジャケ・ドローのスケルトンもかなり良い出来。
ケースはレギュラーサイズより1回り小さい41mm。
ベースプレート及びセンターローターが極限まで抜かれていて、ベゼルも薄いため、ヌケ感が凄い!
それでいて8の字のデザインは綺麗に残っていますね。








ムーブメントがブラック加工されているのでコントラストが出て綺麗です。
このローズゴールドのモデルのほか、ブラックセラミックのモデルも見せていただきました。
軽くて使いやすそうでしたが、個人的にはジャケ・ドローらしいローズゴールドを押したい!




続きまして、昨年発表されて好評を博したムーンフェイズのモデルから。



今年は嬉しいことに、39mmケースがリリースされました。
こちらはステンレスのモデル。いかにも人気になりそうなデザインですよね。
39mmなので男性だけでなく女性にも合いそうです。



同じ39mmで、アヴェンチュリンを文字盤に使ったモデル。ダイヤベゼル。
アヴェンチュリンの文字盤は、今年のランゲから発表されたサクソニアの新作でも使われていました。聞いたところによれば、あのサクソニアもランゲの新作の中でかなり人気になっているのだそうです。



こちらは43mmケースのブラックエナメル文字盤。
ブラックエナメルは現時点では39mmの設定はありません




ジャケ・ドローでは鉱石を文字盤に使ったモデルを極少数リリースしています。
カタログには掲載されていない、一点もの。
ちょうど銀座ブティックに2種類入荷していましたので、そちらも見せていただきました。








続きまして、オートマタの搭載した「ラブィング・バタフライ・オートマトン」
竜頭と同軸のプッシャーを押すと、オートマタが作動します。
トナカイに引かれるサンタクロースのように、車輪のついたソリが蝶に引かれているようなポエティックなモチーフ。蝶の2枚の羽と、車輪が動きます。




ブラックMOPの文字盤が凄くきれい!
動きも凝っていて、蝶の右の羽は垂直方向に、左の羽は水平方向に動くんです。それにより立体的な動きに見える仕掛け。




最後にレディースモデルをご紹介しましょう。
「レディ 8 プティ」(LADY 8 PETITE)
RGケース、MOP文字盤、ダイヤセッティング。12時位置に大粒のアコヤ真珠。



こちらは革ストラップが二重になっているアヴェンチュリン文字盤のモデル
ケースはステンレス



25mmの小型ケースでありながら、自動巻ムーブメントを搭載しています。
ブランパンのもの。




個人的にはオートマタの時計はジャケ・ドローならではの機構で、精細なゴールドの彫金も素晴らしいと感じました。
あとは最後に紹介したレディース!このムーブメントを使った時計はブランパンからも出ていますが、ジャケ・ドローの洗練されたデザインとうまく融合した印象。時計愛好家が奥様にプレゼントするのに良い選択肢になりそうです。