The Art of Bovet

 By : Ay&Ty Style
こんにちは、Ay&Ty です。
アワーグラス銀座さんで行われたBOVET(ボヴェ)のイベント「The Art of Bovet」に参加してまいりました。

何を隠そう私は以前BOVETの時計を所有していたことがあります。
Sports Starというエントリーモデル。当時は時計趣味をはじめて間もないころでしたが、日本橋三越のワールドウォッチフェアに出品されていた、懐中時計をそのまま腕時計にしたような意匠に目を奪われ、即決したのを覚えています。そう、白文字盤に干支インデックスの、あれですね。

その後、数ある時計ブランドの中でも、際立った芸術性、装飾性を備えた高級時計ブランドとしてアイデンティティを強固にしていったBOVET。日本にはブティックもなく、取扱店舗も多くないため、間近で拝見するのはすごく久しぶりです。

アワーグラス銀座さんに到着すると、エントランスにはこちらが。
森の中の古城。
まさにこのイメージですよね。



日本ではDKSHジャパンが輸入元。かつてのシイベルへグナーです。ロジェ・デュブイなども扱っていた商社ですね。今はBOVETのほか、ベダ、グラハム、モーリス・ラクロアを取り扱っているそうです。

マーケティングスーパーバイザーのニコラス・カンディナスさんが、BOVETの歴史を紹介してくれました。



中国で大変な人気を博していたのは時計愛好家の中では有名な話。



近年は天文3部作を発表してきたBOVET。
今回のイベントに合わせ、3部作のトリを飾るモデル、「リサイタル 22 グランドリサイタル」
ショーケース越しの撮影のため画質が悪くてすみません。実際はすごい迫力。

地球を中心とした太陽系儀としての表現。トゥールビヨンが太陽、地球は24時間サイクルで回転して時間を表示。そして地球の周り月が朔望周期(29.53日)で回ります。



こちらも2018年の新作「エドアール・ボヴェ トゥ―ルビヨン」
懐中時計のように見えますが、ストラップが着脱可能になっていて、ストラップを外すと懐中、着けると腕時計と2ウエイに使えます。



こちらのピュアなデザインもいいですね。
イタリアのデザインハウス ピニンファリーナとのコラボレーションモデル。
「ボヴェ・ピニンファリーナ トゥールビヨン オタンタ・セイ」
イタリア語で86。



ピニンファリーナとのコラボレーションモデルは、これまで何度かリリースされています。
こちらは以前お友達に見せていただいた「ボヴェ・ピニンファリーナ トゥールビヨン オタンタ・トレ」。
イタリア語で83。これらの数字はピニンファリーナの創業からの年数を指すもの。



エントリーモデルも十分にBOVETの世界観を表現していますね。
「ナインティ―ン・サーティ」




干支文字盤!



「リサイタル 11 ミス・アレクサンドラ」



BOVETの時計が印刷されたマカロンなど、ケータリングも凝っていて、とても美味しくいただきました!









アワーグラス銀座さんでは、紹介した以外にもBOVETの美しい時計がしばらくの間展示されるようですので、愛好家の皆さん、是非チェックして下さい!